挨拶
私の所では、構造の自動的な状態評価を研究しています。
皆さんは調子が悪ければ、健康に過ごせるよう、医者に行って助言を受けたり投薬などの治療をします。
ビルや橋などはその機能がありませんので、医者(検査員)が定期的に見守りに行く体制で安全性を守っています。呼ばれてもいない往診は無駄うちの可能性が高い上、費用も高くなります。
このような解決のため、私の研究室では構造に痛覚のような機能を持たせるための、自動処理、AIの活用の研究をしています。
安全安心な社会を継続するための大切な仕事、皆さんも手伝ってみませんか?
主な研究テーマ
- 機械学習による構造の自動状態評価法の研究
- センシングに基づく構造のリスク評価及びリスクに基づく保全最適化の研究
- 複合素材の機械的締結に関する研究
学歴・経歴
- 1996年 東京工業大学 工学部 機械物理工学科 卒業
- 1998年 東京工業大学 情報理工学研究科 情報環境学専攻 修了
- 1998年 松下電器産業(株)
- 2002年 東京工業大学理工学研究科 機械物理工学専攻 博士課程 修了
同博士(工学) - 2002年〜2003年 日本学術振興会特別研究員(PD)
- 2003年〜2005年 東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻 助手
- 2006年〜 群馬大学大学院理工学府 准教授
主な所属学会
日本機械学会、日本材料学会、土木学会、日本鉄鋼協会、日本保全学会、日本原子力学会
代表的な論文 または 特許
- 離散定性検査結果からのリスク評価のためのベイズ法を用いた破損確率評価手法の検討、圧力技術
Vol.59(2021) - Bayesian Evaluation of Damage Risk from Monitoring Data, E-Journal of
Advanced Maintenance(Vol.11No.4)(2020) - 統計的無学習損傷診断法を用いた破損確率導出法および検査計画策定法の検討, 日本機械学会論文集,
A77(783)(2011)
詳細はこちら