今井助教

主な研究テーマ

  • 硬脆性材料の分断加工に関する研究
  • 光弾性CT法の開発
  • 機械加工技術の向上

自身の研究の簡単な紹介

硬脆材料・加工・応力解析をキーワードに研究を行っています。硬脆材料の分断加工では、高速度カメラを用いた加工中の動的観察や、有限要素法および光弾性法による応力解析を行い、加工メカニズムの解明を試みます。応力解析については、光弾性法を発展させた光弾性CT法の開発のため、ディープニューラルネットワークなどの知能化技術も取り入れながら、実現に向け研究しています。また、様々な可視化技術や解析技術を用いて加工現象を理解し、切削や研削・研磨といった機械加工技術のさらなる向上を目指します。

学歴・経歴

  1. 2013年〜2017年 千葉大学工学部機械工学科
  2. 2017年〜2022年 千葉大学 大学院 融合理工学府 基幹工学専攻 機械工学コース
  3. 2022年〜 群馬大学 大学院理工学府 機械知能創製部門 助教
  4. 2019年〜2021年 精密工学会 精密工学会誌 学生編集委員 (WG0)
  5. 2023〜 砥粒加工学会 砥粒加工学会誌編集委員

主な所属学会

日本機械学会、精密加工学会、砥粒加工学会

代表的な論文 または 特許

  • ホイール割断における荷重負荷時の亀裂形成に関する研究(円形亀裂/起点クラックの形成メカニズム)、日本機械学会論文集、Vol. 87、No. 902、p.21-00190 (2021)
  • Dynamic observation of crack generation during wheel scribing from lateral and back sides using a high-speed camera, Precision Engineering, 60, pp421-427 (2019)
  • 走査型電子顕微鏡(SEM)を用いたガラスのホイールスクライブ挙動の観察、精密工学会誌、Vol. 84、No. 7、pp634-639 (2018)

詳細はこちら

目次